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飲み物による着色を防ぐ方法

2026.09.16
矯正治療について

皆さま、こんにちは。

東京の代官山エリアにあります代官山こども矯正歯科です。


「あれ?歯が黄ばんでいる?」



知らないうちに“着色しやすい習慣”をしていませんか?


実は飲み方やケア方法を少し工夫するだけで、着色はかなり防げます。


さらに、マウスピース矯正中の方は
特に気になるところかと思います。

こちらのブログでは、矯正治療をしている方と、
そうで無い方にも共通の自宅でできる簡単な対策をお伝えします。



☕️なぜ着色は起こるのか?

色素が、歯の表面のペリクル(薄い膜)に付着することで着色が起こります。

・お茶(烏龍茶・緑茶)

・コーヒー

・紅茶

・ポリフェノールを含むジュース(ブドウ、ブルーベリーなど)

・ワイン

上記の飲み物には着色の原因になる色素が多く含まれています。

さらに、ダラダラ飲み、
歯の表面の汚れによるざらつき、唾液量の減少などが重なると、
色が沈着しやすくなります。





【自宅でできる着色予防】


① 飲んだ後は水ですすぐ

最も手軽で効果的です。
コーヒー・紅茶・お茶・ワイン・ジュース を飲んだ後、
お水で10〜20秒すすぐ、もしくはお水を飲むだけでも、
色素の停滞を減らすことが出来ます。


② ストローを使う(アイスの場合)

前歯に触れる量が少なくなり、着色予防になります。

(※熱い飲みものはやけどの原因になりますので、ストローの使用は避けてください。)



③ ダラダラ飲みは避ける

口の中に色素が長時間残ると着色が進みます。

そのため、

「まとめて飲む → 水で口をすすぐ、もしくは歯磨きをする」を習慣にしましょう。



④ 研磨剤入り歯磨き粉の使いすぎに注意

一時的に着色は落ちますが、
使いすぎると歯を傷つけ逆に着色しやすくなります。

研磨剤入りは週2〜3回程度でも十分です。



⑤唾液量を増やす生活を意識

唾液は天然のクリーニング剤(シャワーのようなもの)です。

唾液の分泌量は、食べ物をよく噛むことで増えます。

スムージーなどは手軽に栄養素を摂取出来ますが、
しっかり噛まなくて良いため唾液の分泌量が減ってしまいます。

根菜類や海藻類など
噛みごたえのある食材をよく噛んで唾液量を増やしましょう。


また、唾液量が増えることは、
口臭予防にもなるというメリットもあります。

他にも、水分をこまめに摂る、
口呼吸を減らすなどでお口の中を潤すことも効果的です。




【飲み物別のワンポイント対策】

よく飲む飲み物も、ちょっと工夫するだけで着色リスクを下げられます。



🍵お茶(烏龍茶・緑茶)

・薄めに淹れる


濃度を薄くすることで、歯に付着する色素量も減るため着色をやや抑えられます。

ただし、より効果的なのは

飲む回数を減らす、ダラダラ飲まない、飲んだら口をすすぐなど、飲み方の工夫です。

普段の水分補給は、着色しにくい麦茶ルイボスティーがおすすめです。



☕️コーヒー

・牛乳を入れる。


コーヒーの着色成分であるクロロゲン酸は、
牛乳のタンパク質「カゼイン」と結びつきやすい性質があります。

ミルクを加えることで、色素が歯に付着する前に
ミルク成分がキャッチしてくれるため、
ステインが付着しにくくなります。

また、コーヒー自体の色が薄まることで、着色の強さそのものも弱まります。



🍋紅茶

・レモンを加える。

紅茶の成分であるタンニンは、酸が加わると分子の状態が変化し、
紅茶そのものの色が薄くなり、水に溶けやすい形になります。


その結果、紅茶の着色パワーが弱まり、歯に沈着しにくくなります。

ただし、酸が強い飲み物はエナメル質を溶かしやすいため、
長時間のダラダラ飲みは避けましょう。



🍷赤ワイン

・チーズと一緒に食べる。

赤ワインは、最も歯を着色させやすい飲み物のひとつです。

コーヒーの時と同様に、
チーズに含まれるカゼインがワインの色素やタンニンと結合するため、
歯に色がつく前に吸着してくれる効果が期待できます。

さらに、合間に水を飲むと口の乾燥を防ぎ
赤ワインに含まれる色素と酸を洗い流せるので効果的です。



【マウスピース矯正中の方へ特に大切な着色対策】


① マウスピースを付けたまま飲めるのは“水だけ”です。

緑茶・ポリフェノールを多く含むジュース・コーヒー・紅茶・ワインを

装着したまま飲むと、歯が着色する可能性に加えて、

マウスピース自体が着色してしまいます。



② 再装着前は必ず水ですすぐ

色素や食べかすを閉じ込めると、着色・むし歯のリスクが上がります。

歯磨きができない時は「飲食 → すすぐ → 装着」を徹底しましょう。



③ ダラダラ飲みは装着時間にも悪影響

外したまま長時間飲むと、装着時間不足につながります。

短時間で飲みたいものを飲む

→ 終わったら歯を磨いて(難しい時は水でお口をすすいで)すぐ装着、が理想です。



【まとめ】

お茶(烏龍茶、緑茶)・ポリフェノールを含むジュース(ブドウ、ブルーベリーなど)・コーヒー・紅茶・ワインを日常生活において飲むことは問題ありません。

大切なのは“飲み方”と“ひと手間のケア”です。

・水ですすぐ

・ダラダラ飲みを避ける

・唾液を増やす習慣




矯正中の方はさらに

・装着したままは水以外の飲み物はNG

・再装着前に必ずすすぐ

・マウスピースは時々浸け置き洗いをする




これらのように、

少しの工夫で矯正中でも明るく透明感のある歯を保てます。

今日からできる着色予防で、笑顔をもっと輝かせましょう!



執筆・監修者

理事長:岩田 直晃
日本矯正歯科学会認定医 日本矯正歯科学会臨床指導医 東京歯科大学歯科矯正学講座 非常勤医局員

【経歴】
東京歯科大学卒業
東京歯科大学歯科矯正学講座 卒後研修課程修了 東京歯科大学水道橋病院矯正歯科 勤務

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