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マウスピース型矯正装置(インビザライン)のデメリット

2024.10.03
矯正治療について

みなさま、こんにちは。

代官山こども矯正歯科です🤗

 

マウスピース型矯正装置(インビザライン)によるマウスピース矯正ってデメリットや欠点はないの?」

そういうご質問を初診相談の際に多く受けます。


マウスピース矯正も治療であるため、もちろんデメリットや欠点はいくつかあります。

しかし、多くの矯正歯科医院のHPを見てみてもマウスピース型矯正装置(インビザライン)のメリットは書いてあるが、デメリットは書いていないことがほとんどです。

 

デメリットもしっかり知った上で治療をスタートすると、よりスムーズにマウスピース型矯正装置(インビザライン)でのマウスピース矯正を進めることができると思いますのでいくつか挙げてみました🗒

 

 

①取り外せる矯正装置であること

 

これは口腔内を清潔を保つために大きな効果を発揮してくれますが、

逆に外している時間が長くなると歯が思うように動いてくれません⚡️

そのため、15時間以上使用するという条件が付きます。

一方、ワイヤーを使った矯正器具は24時間装着したままですので、確実に効果が現れますが、どうしても口腔内の衛生状況は悪くなります。

 

 

 

②奥歯の方から動き出すこと

 

ワイヤー装置では、治療の最初にすべての歯を一度まっすぐ並べてからかみ合わせを作っていくので

前歯のガタガタなどが治療の序盤できれいになってきます。

 

しかし、マウスピース型矯正装置(インビザライン)では最終目標までをいくつかのステージに分け、

それぞれのマウスピースで必要最小限に動かしていきます。

 

歯全体に力が分散するので、特定の歯にダメージを与えるという心配もありませんが、

最初は奥歯の方から動き始めることが多いので前歯の変化が治療の後半になることがあります。

そのため見た目の変化を実感するのに時間がかかることがあります。

 

 

③治療中の虫歯治療が難しいこと

 

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、最初に採った歯型からコンピューター上で歯の動きをシミュレーションする治療法です。

 

歯の形が変わらない程度の小さな虫歯の治療は、マウスピース型矯正装置(インビザライン)の治療中であっても行うことができます。

しかし、被せ物を再治療するなどの大きな治療はマウスピースを再作製する必要が生じ、治療期間のロスが生じます。

 

通常、大きなむし歯や歯周病の治療は、矯正治療開始前に行います。

矯正治療中に虫歯にならないよう、日々のケアには十分注意しなければなりません。

 

 

 

④患者様自身での装置の交換・お手入れが必要であること

 

歯磨きが丁寧にされていても

マウスピースのお手入れが不十分では意味がありません。

 

また、取り外す関係上、紛失したり破損する恐れもないとは言い切れません。

完全に固定されているワイヤー装置と違い

装置の管理は全て自分が行うことになるが故のデメリットと言えます。

 

自己管理が非常に重要な治療法です。

 

マウスピース矯正はスタートした当時、症例データ不足の感があったことも事実です。

素材も今ほど高性能のものがなかったため、

その時期にマウスピース矯正を試された方の中には、思うような結果が出なかった方もいらっしゃったようです。

 

 

 

 

少しでもマウスピース型矯正装置(インビザライン)矯正について

気になることがありましたら、

いつでもご相談ください🤗



 

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