仕上げ磨きは何歳まで?どうやったらいいの?
皆さん、こんにちは。
仕上げ磨きは歯が生え始めた頃から、
12歳くらいまで続けると良いとされています。
個人差もありますが、生後6ヶ月ほどで下の前歯が生え始め
永久歯が生えそろうのが10〜12歳頃です🦷
12歳というと小学校も卒業する頃で、
長く感じる方も多いと思います。
ですが、
乳歯と永久歯が混在するこの時期は、
磨き残しが起こりやすい状態です。
年齢別の仕上げ磨きのポイントです💡
●0〜2歳くらい
ガーゼで拭う程度で、口の中に触れることに慣れてもらう
●3〜5歳くらい
親御さんが主導で、磨き方を覚えてもらう
●6〜9歳くらい
お子さんに自分で磨いてもらい、最後に親御さんが仕上げ磨きをする
●10〜12歳くらい
磨き残しがないかチェックし、必要があれば仕上げ磨きをする
続いて、仕上げ磨きの磨き方についてです。
歯ブラシは、えんぴつを持つように持ちます。
この持ち方だと過度な力も入らず、細かく磨きやすいです🪥
歯ブラシの当て方は、毛先が歯に垂直にあたるようにします。
その状態で小刻みに動かしていきます。
特に、歯と歯茎の境目は磨き残しが多いところなので注意してあげてください。
仕上げ磨きの姿勢
口の中が見やすく、安全で歯磨きしやすい姿勢として、
ひざの上か、保護者が子どもの後ろに回り頭をお腹や脇で固定して
歯磨きしてあげるのがおすすめです。
子どもが上手に立っていられないうちは、
保護者のひざの上に寝かせることをおすすめします。
ハミガキ剤を使い始めたら、唾液やハミガキ剤を飲みこみにくくするために、
子どもを立たせて歯磨きしましょう。
毎日の仕上げ磨きは、効果的な手段のひとつです。
仕上げ磨きのコツ
〜楽しく習慣づけるコツについて〜
●前歯のコツ
上くちびると歯ぐき(歯肉)をつないでいる「スジ」の部分(上唇小帯)に
ハブラシが当たると子どもが痛がり、歯磨きを嫌がる原因になってしまいます。
上くちびるを持ち上げて、歯と歯ぐき(歯肉)の境目が見えるようにし、
ハブラシを持っていない方の人差し指の腹で
上くちびると歯ぐき(歯肉)をつないでいる「スジ」の部分を隠して、
仕上げ磨きをしてあげましょう。
●奥歯のコツ
奥歯はハブラシを奥から前に動かしましょう。
乳歯は奥歯が2本なので手早くできます。
特に、奥歯のかみ合わせは溝に歯垢(プラーク)が残りやすい場所です。
●嫌がられないコツ
歯磨きをスタートしたら、日ごろから子どもの口元を触り、
口元を触られることに慣れていると嫌がりにくくなります。
歯磨き中に話しかけたり、数を数えながら歯磨きするのがおすすめです。
歯磨きの終わりがわかると子どもも頑張れます。
また、時間がかかると子どもが飽きてしまうので、
短時間で手早く丁寧にやりましょう。
仕上げ磨きが終わったらほめてあげることも大切です。
力が強かったりして、ハブラシが歯ぐき(歯肉)に当たると嫌がるので、
子どもに不快感を与えないようにすることも重要です。
また、子どもが眠くなる前や、機嫌が悪い時にすると、
歯磨きを嫌がる原因につながってしまうので避けた方が良いでしょう。
定期的に歯科検診を受けて、きちんと歯を磨けているか
虫歯がないかどうかをチェックしてもらいましょう
当院では、お子さまと保護者の方にとって安心できる矯正治療を提供できるよう
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代官山こども矯正歯科