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口腔内スキャナーでの歯型取り

2025.04.16
矯正治療について


皆さま、こんにちは。

近年、デジタル化社会の流れと共に
歯科業界でも急速に
デジタル化が進んでいます。


当院を含め、アールエフ矯正歯科、福岡天神矯正歯科では
患者さまにとって、より良い治療ができるように
これまでにも色々な機械を導入してきました。

今回は
「歯の型取りの歴史」と共に
導入した機械を
ご紹介をしたいと思います!



< アールエフ矯正歯科:開院当初 >

印象材(粘土のようなもの)を
口の中に入れ、固まるのを待って
歯型を取るという方法で、
型取りを行っていました。


歯型が取れたら、
一人分ずつ梱包、発送をして
マウスピースをオーダーしていました。

郵送となると、マウスピースのオーダーに
数日が必要でした。




< 2017年 >

口腔内スキャナー(3D光学スキャナー)「CEREC」を導入しました。


口腔内スキャナーとは

口の中を小さなカメラでスキャンし

歯の型取りが出来る機械のことです。


印象材を使用せず、
長時間口を開けておく必要もないため
従来より快適な歯の型取りが
出来るようになりました。

歯型をデジタルデータ化することで、
より精密な歯の型取りが可能になり
数日間必要だったマウスピースの
オーダーからマウスピース完成までの
時間も大幅に短縮することができました。




< 2023年>

口腔内スキャナー(光学3Dスキャナー)「iTero」を導入しました。

(見た目は先ほど紹介した
「CEREC」が少しスマートに
なっただけのように見えますが(笑))

スキャン時間はさらに短く、
口を開いておく器具も不要で
歯の型取りが可能となりました。

また、新機能として
型取り後すぐ、治療後の歯並びまでの
シュミレーションをモニターで
確認することが可能となり、
治療の計画をよりわかりやすく
お伝えすることができるようになりました。


歯並びがどの様に動きキレイになるのか
治療後のイメージも
沸きやすくなるのではないでしょうか。


口腔内スキャナー「iTero」の導入
にあたり、スタッフはしっかりと
レクチャーを受けました。

診療の合間には勉強や手技の練習を行い、
日々スキルの向上に努めております。



 <2024年>

代官山こども矯正歯科でも
口腔内スキャナー(光学3Dスキャナー)「iTero」
を導入しています。


(粘土での型取りが苦手だったお子様も
こちらの3Dスキャナーがあれば、
スムーズにマウスピース矯正治療が
スタートできます!)

機械は進化していきますが
私たちスタッフはこれからも
患者さまに負担をかけない
より良い治療を積極的に
取り入れていきたいと思っております。

 


 

当院では、お子さまと保護者の方にとって安心できる矯正治療を提供できるよう
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